陶磁器

歪みすら美しい焼締陶器ー泥縄窯とは 武雄秋の窯開き2021も参加

泥縄窯は、 釉薬を一切使わず、高温で1週間も窯を焚き続ける「焼締(やきしめ)」という焼き方を使っている窯元です。 焼き締め自体は備前焼や信楽焼などに使われている技法ですが、 泥縄窯の陶器は焼締特有のざらざら感や色合いを最大限に活かした、味のあ…

焼き締めの模様(焼き色)の種類と原理 一覧

焼き締めとは陶器の製作方法の一つで、器の保護、装飾の役目を果たす釉薬を使わない代わりに、長い時間をかけて高温でじっくりと焼き上げる焼き方です。 できる器は釉薬を使っていないのに赤かったり黒かったり、真っ赤な筋模様が入っていたりして、その模様…

自然をヒントに現代的な陶器をー宝寿窯って?武雄市秋の窯開き2021にも参加

メタリックな銀色に宝石のような赤、抽象画のような模様 この「辰砂釉流し」という器を作っているのは宝寿窯(ほうじゅがま)。 「創りたいものを 創りたいときに 創りたいように創る」をモットーとし、 他では見られないユニークさを大切に、斬新で芸術的な陶…

武雄窯元秋の窯びらき2021 参加窯元の一覧と紹介

武雄市黒髪山付近にはいくつものユニークな窯元が集まりますが、今年も武雄市にて、秋の窯びらきが開催されます。 期間は11月18日から24日まで(窯元によってずれる)。 参加窯元のリストと作品、オンラインショップをまとめました。山の中の窯などは車…

辻修窯の青い細密画の陶芸ー武雄窯元、秋の窯びらきにも参加

細密な植物画と言っても過言ではないほど繊細な絵の陶器。写真のひまわりは陶器で目にしたことがないほどリアルで渦巻状の種やふわふわ感まで感じます。 美しい藍色で驚くほど緻密な絵が描かれた陶器は、 辻修窯(つじおさむがま) という窯元の作品です。 …

精巧で繊細な蝶や蜂 アクセサリー作家TOMshopの紹介

見てください、この蛾をかたどったアクセサリー! これを制作されたのは TOM shop @ByIchirin さん (※IchirinのIはエルではなく大文字のアイ) ※TOM shop さんを全く知らない方向けの記事となっております。 下の画像はノベルティのボツ案だそうですが、とて…

伝統工芸、九谷焼で現代的な作品を…九谷塾とは何者だったのか

カブトムシ、ヤドカリ、クワガタ……日本の伝統工芸、九谷焼で表現される、繊細な生き物たち! 2008〜2018年まで活動した九谷焼職人のグループ「九谷塾」は挑戦的な作品を数々残しました。 日本を代表する陶磁器のひとつ、九谷焼。 しかし繊細な色絵付けが最大…