文化庁メディア芸術クリエイター育成事業イベント2024の注目クリエイターをピックアップ!

文化庁メディア芸術クリエイター育成支援 事業成果発表イベント「ENCOUNTERS」 は毎年映像や音声、イラストなど最新のメディアを使った若手クリエイターの作品が集う展示会。規模が拡大した今年はさらに注目が集まります! さらに特別展ゾーンでは大物クリエ…

星野村茶の文化館に行った感想 お茶づくり体験や抹茶スイーツも!

福岡県には、お茶のテーマパークがあるのをご存知ですか? そこでは、お茶作り体験、お茶を使ったカレーやスイーツ、しずく茶や資料展示など、色んなお茶の楽しみ方を体験できるんです! 今回はそんな、福岡の八女市にある「茶の文化館」を紹介します。 八女…

動画クリエイター展のたくさん遊べる展示内容を紹介!福岡市科学館で開催中

福岡市科学館では、動画クリエイター展が10月から2024年1月8日(月)まで開催されています。 大人気ユーチューバーたちの展示、本人はいないけど本当に面白いの? 行ってきた感想は、展示も体験もぎっしりで、意外と体験コーナーが多くてとても楽しかったです…

上野の森美術館のモネ展!モネ「連作の情景」はどんな展示?

上野の森美術館でモネ100%の展示が開催! 展示内容、モネの絵、連作とは何なのか、かんたんに解説します! モネの絵はどんな絵? クロード・モネの作品を自然の光と色を瞬間的に捉えた、柔らかな色調と鮮やかな光が描かれているのが特徴です。彼は戸外で絵を…

上野の森美術館では何が見れる?展示内容、行き方、歴史も

上野の森美術館は博物館の多い上野公園を1972年から見守ってきました。 どんな美術館なのか、開館時間や行き方、展示内容をまとめました。 上野の森美術館とはどんな美術館? 上野の森美術館は1972年から重要文化財から現代美術まで、さまざまなアート作品を…

福岡のImmersive Museum はどんな場所?行ってみた感想!

EZO FUKUOKAで9月10日(2023年)まで開催されたImmersive Museumに行ってきました。 どんな体験が出来る場所なのか紹介します。 immersive Museum をひと言で現すなら、大画面で印象派の絵を眺めながら、柔らかなクッション椅子でくつろげる空間。 他のお客さ…

だまし絵、目の錯覚、トリックアートをつくる有名アーティスト16選

だまし絵や不可能な図形、ぞれを応用した彫刻など、多種多様なトリックアートを作るアーティストについての記事を集めました! (以下の画像をクリックすると記事を読めます) リアルなだまし絵 (ジュゼッペ・アルチンボルド、ヨース・ド・メイ、ロブ・ゴンザ…

三重県朝熊山へ登山!展望台足湯や金剛證寺も

頂上まで登り、更に展望台足湯まで行き、金剛證寺、卒塔婆と経塚郡跡まで全て回って来ました! 日記のようなものですが、山好きの方はぜひご覧ください。 登山開始 展望広場に到着 金剛證寺 山上の卒塔婆 朝熊山展望台足湯 経塚郡跡 八大龍王神社 下山 朝熊…

人類滅亡後の動物展

今から約5000万年後、人類滅亡後の動物の進化を予測した 「人類絶滅後の生物図鑑」を見に行ってきました! 未来の動物たちは地質学者、古生物学者であるドゥーガル・ディクソン氏が生物と環境の知識をもとに予測した生物たちです。 まず巨大な切り絵に描かれ…

三重県鳥羽観光 めだかの学校足湯行ってきました!

「めだかの学校」は 「自然の中に(大人も子供も)人の集まる居場所をつくりたい (扇芳閣HP)」という思いを元に作られた施設で、メダカのビオトープを囲むように足湯や温泉卵、音楽人形館などが気楽に、無料で楽しめる広場です。 めだかの学校は、ホテル扇芳…

プール以外の作品も!レアンドロ・エルリッヒの作品5選解説

撮影:artrat.hatenablog金沢のスイミングプールを知っていますか? 象徴的な作品で、かなり有名です。 この作品を作ったのがレアンドロ・エルリッヒ。自分自身の認識を疑わせる作品をいくつも手掛けています。 彼の作品はどれも面白く、選び出すのも苦労しま…

色と縞模様だけで描くオプアート ブリジット・ライリー

ひたすらカラフルな縞模様が並ぶ絵画…抽象画の好きな方は見たことがあるかもしれません。 ブリジット・ライリー (1981) Ra 引用元: https://www.artfund.org/whats-on/exhibitions/2019/06/15/bridget-riley-exhibition この絵の作者は ブリジット・ライリー…

ハレーションを利用したオプアートの大家、リチャード・アヌスキウィッツ

Radiant Green (1965) (Radiant: 輝く、放射) 色鮮やかな図形が重ねられています。長く見ると目がチカチカしますね。作者は リチャード・アヌスキウィッツ (1930–2020)。オプアート界を牽引したアーティストです。 作品のほとんどは、色と図形の組み合わせに…

オプアートの父、ヴィクトル・ヴァザルリを要点紹介!

ヴィクトール ヴァザルリ (Victor Vasarely) 1908–1997 は、いち早く錯覚を利用した制作を始め、オプ・アートの父とまで呼ばれている人物です。 経歴 仕事もアートも 商業学校、絵画学校に通い、卒業後も経理事務をしながらデザインの仕事をしていました。 1…

大分市立美術館 永遠の日本美術展行ったレポート

THIS IS JAPAN 東京富士美術館所蔵 永遠の日本美術 に行った感想、レポートです。 入り口には6.6メートルの造形美、安藤泉作の「遊星散歩」という迫力満点の彫刻があります。 建物もガラス張りでとても綺麗ですね。 消毒、検温の後、早速展示室へ。 入ってす…

歪みすら美しい焼締陶器ー泥縄窯とは 武雄秋の窯開き2021も参加

泥縄窯は、 釉薬を一切使わず、高温で1週間も窯を焚き続ける「焼締(やきしめ)」という焼き方を使っている窯元です。 焼き締め自体は備前焼や信楽焼などに使われている技法ですが、 泥縄窯の陶器は焼締特有のざらざら感や色合いを最大限に活かした、味のあ…

焼き締めの模様(焼き色)の種類と原理 一覧

焼き締めとは陶器の製作方法の一つで、器の保護、装飾の役目を果たす釉薬を使わない代わりに、長い時間をかけて高温でじっくりと焼き上げる焼き方です。 できる器は釉薬を使っていないのに赤かったり黒かったり、真っ赤な筋模様が入っていたりして、その模様…

自然をヒントに現代的な陶器をー宝寿窯って?武雄市秋の窯開き2021にも参加

メタリックな銀色に宝石のような赤、抽象画のような模様 この「辰砂釉流し」という器を作っているのは宝寿窯(ほうじゅがま)。 「創りたいものを 創りたいときに 創りたいように創る」をモットーとし、 他では見られないユニークさを大切に、斬新で芸術的な陶…

武雄窯元秋の窯びらき2021 参加窯元の一覧と紹介

武雄市黒髪山付近にはいくつものユニークな窯元が集まりますが、今年も武雄市にて、秋の窯びらきが開催されます。 期間は11月18日から24日まで(窯元によってずれる)。 参加窯元のリストと作品、オンラインショップをまとめました。山の中の窯などは車…

部屋じゅうが目の錯覚!ピーター・コグラーのインスタレーション

ピーター・コグラー 無題 (2017) アスタナ・コンテンポラリーアートセンター 画像引用元:https://publicdelivery.org/peter-kogler-room-installations/ 上も下も凸凹、蛇のようなグニャグニャの空間ーこの作品を作ったのは ピーター・コグラー (Peter Kogl…

辻修窯の青い細密画の陶芸ー武雄窯元、秋の窯びらきにも参加

細密な植物画と言っても過言ではないほど繊細な絵の陶器。写真のひまわりは陶器で目にしたことがないほどリアルで渦巻状の種やふわふわ感まで感じます。 美しい藍色で驚くほど緻密な絵が描かれた陶器は、 辻修窯(つじおさむがま) という窯元の作品です。 …

ごみを美しい肖像画に!ヴィック・ムニーズの作品たち

食べ物やゴミもアートにしてしまうアーティスト、 ヴィック・ムニーズ の紹介です スパゲティーで作られたメデューサ (1997) Medusa Marinara https://www.wikiart.org/en/vik-muniz/medusa-marinara-1998 砂糖や葉っぱ、ゴミなど、通常絵には使わないような…

自作プログラムでつくる顔のモザイクアート【ケン・ノールトン】

サイコロなどを使ったモザイク画や、密度の違う文字を並べて絵を描くアスキー(ASCII)アートを活用するアーティスト、 ケン・ノールトンの紹介です。 ケン・ノールトン(1999) アルバート・アインシュタイン アインシュタインの写真?かと思いきや、その白黒は…

左右どちらからでも読める、アンビグラムのアート スコット・キム

右から読んでも左から読んでも同じ単語が…これを作ったのは スコット・キム。 グラフィック・デザイナー兼パズル・デザイナーという、複雑な経歴を持つアーティストです。 https://stancarey.wordpress.com/2012/10/18/scott-kims-symmetrical-alphabet/ 経…

精巧で繊細な蝶や蜂 アクセサリー作家TOMshopの紹介

見てください、この蛾をかたどったアクセサリー! これを制作されたのは TOM shop @ByIchirin さん (※IchirinのIはエルではなく大文字のアイ) ※TOM shop さんを全く知らない方向けの記事となっております。 下の画像はノベルティのボツ案だそうですが、とて…

伝統工芸、九谷焼で現代的な作品を…九谷塾とは何者だったのか

カブトムシ、ヤドカリ、クワガタ……日本の伝統工芸、九谷焼で表現される、繊細な生き物たち! 2008〜2018年まで活動した九谷焼職人のグループ「九谷塾」は挑戦的な作品を数々残しました。 日本を代表する陶磁器のひとつ、九谷焼。 しかし繊細な色絵付けが最大…

四角であり丸である?!3次元のトリックアート作品 ギド・モレッティ

[画像1] ギド・モレッティ Impossible Ring and Pillars (直訳:不可能な輪っかと柱) 渦巻きと、渦巻が重なったような形と、三本の柱のような彫刻… これ、全部違う彫刻に見えますよね? なんとこの3枚、1つの作品を違う角度から撮った写真なのです!!! あ…

不可能な三角形が現実に!マチュー・ハマーケルスの彫刻

[画像1] マチュー・ハマーケルスによる不可能な三角形の作品 二次元上でしか存在しないはずの「不可能な三角形」の彫刻… ハマーケルスの彫刻は不可能な図形を再現したもので、正面からは不可能な図形、角度を変えるとグニャグニャした彫刻が現れてきます。 …

トリックアートに満ちた幻の風景-画家ロブ・ゴンサルヴェス

ロブ・ゴンサルヴェスはマジカルリアリズムの画家。 普通の風景に見せかけてとんでもない現象が起こる夢の世界を描き、空想の世界へと導いてくれます。 ロブ・ゴンサルヴェス(制作年不明) “The Sun Sets Sail” (直訳: 日が沈む航海) 経歴 ロブ・ゴンサルヴェ…

イムズ、アルティアム最後の展覧会 感想と写真

「絶望を覆すことができない恋を正義とせよ、きみが、死んでも残る花。」はイムズ内のアートギャラリー、「三菱地所アルティアム」最後の展覧会です。 過去にアルティアムで展示した作家7人が集結。タイトルもそのひとり、最果タヒ氏の寄せた詩です。 アルテ…