THIS IS JAPAN 東京富士美術館所蔵 永遠の日本美術 に行った感想、レポートです。
入り口には6.6メートルの造形美、安藤泉作の「遊星散歩」という迫力満点の彫刻があります。
建物もガラス張りでとても綺麗ですね。
消毒、検温の後、早速展示室へ。
入ってすぐ見えるのは
竹雀紋竪三引両紋牡丹唐草蒔絵女乗物(たけすずめもん たてみつひきりょうもん ぼたんからくさまきえ おんなのりもの)。
引き戸が付いている高級な籠を乗物と呼ぶそうです。
洛中洛外図屏風の見所も説明されていて、大きな巻物の楽しみ方がわかります。ここまで細かく解説してくれているのは珍しいです!
余白を大きくとった風神雷神図は大迫力。
若冲の軍鶏図(1794)
オスの右下にメスとヒナがいるのですが、ゆるーくデフォルメ されていて面白いです。
歌川国芳(1846) 里すずめねぐらの仮宿
火災にあったために仮宅で営業している遊郭のようすです。
可愛いからすずめで描いたのかと思えばそうではなく、天保の改革による役者、遊女の絵の規制を掻い潜るための策だったとか。
館内に「いろのわ」というレストランがあるので、お昼に行くのも良いですね。
豊後牛カレーは量が多いのに野菜がフレッシュでお肉も柔らかく、絶品でした。
広いバルコニーのような場所でも食べることができます。シートで程よく日光が遮られ、鳥の声も聞こえました。
開放的な場所で食べるとさらにおいしく感じられますね。
以上、最後は食レポになってしまいましたが、大分市立美術館、「THIS IS JAPAN 東京富士美術館所蔵 永遠の日本美術」展に行った感想でした。
興味のある方は是非、感染対策を万全にして行ってみてはいかがでしょうか。