福岡県には、お茶のテーマパークがあるのをご存知ですか?
そこでは、お茶作り体験、お茶を使ったカレーやスイーツ、しずく茶や資料展示など、色んなお茶の楽しみ方を体験できるんです!
今回はそんな、福岡の八女市にある「茶の文化館」を紹介します。
八女市星野村では室町時代頃からお茶が生産され、1904年からは星野玉露という高品質なお茶の生産も始まりました。
そんな場所だからこそ建てられた茶の文化館では、お茶づくりの体験からお茶の楽しみ方、お茶を使った食べ物など、お茶をあらゆる方向から楽しめます!
体験コーナー
お茶作り体験のコーナーでは、
臼で抹茶の粉を挽く体験か、
小さなお鍋で茶葉を炒るほうじ茶体験 が選べます。
抹茶づくり
抹茶をひく体験はこんなかんじ。
碾茶という、抹茶のもとの茶葉をごりごりと轢き
木箱のような道具でこしてから集めます。
それを繰り返し、粉が粘土砂のように均等になったら持ち帰り用のパックに入れます。
飲んでみるとお茶の味が濃く、上品で美味しかったです!
ほうじ茶の方は手が離せず、写真を撮る余裕はなかったのですが、
緑の茶葉が焙る内に茶色いほうじ茶になっていくのが面白かったです。
食事処
文化会館の中にお茶メニューを出す食事処「八女茶寮」もありました。山の景色が綺麗です。
玉露カレーや玉露そばなど、さまざまなメニューにお茶が使われていて、さすがお茶文化会館。
筆者は玉露カレーを頼みました。
普通と比べるとかなり緑がかっていますね。お茶の味は控えめでした。
抹茶プリン
写真下は抹茶のプリン。
遠慮なく抹茶が使われていてお茶の風味が満遍なく楽しめます。
生クリームの下には落ち着いた甘さの抹茶ケーキ生地、甘さ控えめの抹茶プリンが入っていました。
上の飾りはカラメル味の飴細工。
少しずつ割りながらプリンと一緒に頂きました。お洒落で味の変化も楽しめ、満足感のあるデザートでした。
しずく茶
一階のカフェのようなお店で「しずく茶」というものを嗜みました。
席が沢山ある大きなスペースの一画に精算所と厨房があります。広い席でゆっくり楽しめますよ。
しずく茶とは、玉露を最大限に味わうために生み出された飲み方(食べ方)。
玉露を究極においしく楽しむために考案された方法です。
温度の異なるお湯で3回お茶を楽しみ、最後は茶葉を酢醤油でいただきます。
じつはお酒の肴として食べる人もいるそうです。
こういう文化紹介コーナーもあり、子どもは夏休みの自由研究にするのもいいかもしれませんね。
お土産コーナー
お土産コーナーにも煎茶、八女茶などお茶各種、お茶の菓子やドリンクなどが豊富。
中でもドリンクは、
「和紅茶」や「抹茶コーラ」
なるものが売っていて、他ではあまり見られないお茶を使ったお土産がいっぱいでした!
画像引用: https://www.drinkmenu.net/entry/yamematvha-cora
正直抹茶味はあまりしませんでした。
でも見た目だけでテンションあがりませんか?これはこれでいい思い出になりました笑。
以上、作ったお茶を持ち帰れて、昼食もとれて、お茶の勉強もできる、三度おいしい
「お茶の文化館」の紹介でした!
お茶が好きな方、お茶づくり体験に興味がある方はぜひ行ってみてください。