久留米成田山ひとり旅 大人でも面白かった!

久留米にそびえ立つ高さ62メートルの巨大な慈母大観音像といえば、知る人ぞ知る成田山

 

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頭からつまさきまで真っ白かと思いきや、建物に負けず劣らずの大変豪華な装飾を身に付けています。

成田山HPによると

"額には直径30cmの純金の板に3カラットのダイヤモンドが18個"
"胸の瓔珞には直径10cmの水晶(2000カラット)とその周囲には56個の翡翠が散りばめてあります。"


直径30cmの金!ダイヤモンド18個?!
豪華すぎてもはやよく分かりません。近くで見たい…。 

 

慈母大観音様に会うにはまず、大きな山門をくぐります。こんな大きな寺は見たことがないので最初は鳥居かと勘違いしました。

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超豪華な門は、西遊記に出てきそうな感じでわくわくしますね。階段も全て緑色の岩石から出来ています。

階段も一段一段、中心に蓮などの浮き彫りが彫られていました。
階段から振り返った光景。

 

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俗世を見下ろす仙人みたいな気分になれます。
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像の横にある茶色い建物は「平和大仏塔納骨堂(極楽殿)」。こちらも高さ38mと巨大な建物です。
大仏塔は日本でここにしかなく、世界でも2基目だそうです。しかも、インドブッダガヤ大仏塔と同じ型。仏教の本場インドのものと同じ建物が見れるなんて貴重ですね!

 

建立を決めたのは久留米分院の初代住職であり成田山系寺院初の女性住職、金子妙福師。

※ 久留米の成田山は千葉県の成田山新勝寺の分院です。新勝寺の始まりは900年頃、弘法大師空海が彫った「不動明王像 (身代わり不動尊)」を、朱雀天皇の願いで寛朝大僧正が奉安したのがきっかけといいます。) 


"昭和53年、初代住職・金子妙福師の発願により5年の歳月を掛け、昭和58年に建立されました。高さ62メートルあり、建立当時は日本一高い観音像でした。"
霊夢に慈母大観音様が現れたことをきっかけに発願しました。お名前の通り、母親の子どもに対する愛情のごとく、人々への深い慈愛を表している菩薩像です。
家内安全・子授け・子供無事成長・水子供養等々の願いを成就する"と言われているそうです。(成田山HPより)

 

さて、ざっと紹介したところで観音様のなかへ参ります!

 

慈母大観音像の中へ

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入って左手にずらーっと仏教関連の像が並んでいました。大人から子どもまで、仏様の教えを聴いている光景のようです
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螺旋階段を登っていきます。結構長いので疲れました。でも幅がかなり広いので、狭い螺旋階段のように目が回るキツさは無かったです。
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展望台などはありませんが小さな展望孔からちょいちょい景色を覗けます。雲仙や有明海など、有名な地方を遠目に望むことができました。
下の方は工事中のため、足場が見えました。小さな窓が定期的に設置されていて、登るほど見晴らしが良くなります。
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ネックス部分、と書かれた窓からは、像の一部と思われる白い出っ張りが!

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外から見ると観音像の喉のあたりに四角い窓らしきものが見えるので、首あたりにいる、子どもの部分かもしれません。


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お賽銭箱も定期的にありました。


最後の階段は肩の辺り。あの巨大な像の肩にいると考えると、ハラハラします。
その1番上まで登ると、千体仏様が安置されていました。階段途中にもあったお賽銭箱のように、水子(流産の子)供養、先祖供養の意味があるそうです。
私も来世の幸せを願ってお参りしました。
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お賽銭箱のラスボス

 

地獄館

最初、見るのは螺旋階段だけだと思っていたのですが地獄をテーマにした地獄館というお部屋がとても興味深く楽しかったです。展示物も、あまり知られていないのが勿体ないような豪華なものが沢山あって驚きました。

 

最初に閻魔様の動く像が出迎えてくれるのですが、その手の近くに手形のついたボタンがあり、それを押すと恐ろしいことに、あなたがどの地獄に落ちるのかを教えてくれます。イヤーー!!

薄暗いせいか前の人は気づかず行ってしまいましたが、地獄ガチャなんてなかなか体験できません!(地獄に落ちなければ、)

これを読んだ方は忘れないで押してくださいね。因みに私は叫喚地獄でした。

 

叫喚地獄(畜生地獄)

 

現世で罪なき動物を己の悦楽の為に、虐待の限りを行った罪人が堕ちる地獄。” だそうです。(画像はhttps://www.kurume-naritasan.or.jp/jigoku/より)

そりゃー地獄行きですわ。

 

閻魔様を通り過ぎると、地獄に落ちた人間の等身大の姿が…!

それを苦しめている魔物がいわゆる鬼の姿ではなく、人間と、猪や狼やネズミが混じったような見たこともない姿で、それがなんともリアルな感じがしました。

作った人、本当に地獄に行ってきたのでは...?

 

そのリアルな地獄レプリカは数々の地獄の名前に合わせて作られており、どんな罪を犯した人がどんな罰を受けるのか、ていねいに説明されていました。

大人でも大変勉強になりました (むしろ子供には怖いかも)。

お化け屋敷のような怖さはありませんでしたが、出口に着くころには地獄への恐怖でいっぱいでした(笑)。

 

地獄をめぐった後は、巨大な観音様のご利益にあずかりましょう。最後に地獄に行ってしまうと後味が悪いので気をつけましょう!

 

成田山久留米分院は、慈母大観音様の姿だけでなく、その中の展示も素晴らしかったです。

地獄や仏教に興味がある方はとても楽しめるはずです!